海外で作ったWISE(ワイズ)カードを日本で利用

WISEカード 海外生活 / 雑記

20年以上使ってきた日本の銀行口座が、とうとう使えなくなってしまいました。残高の確認や引き出しはできるけど、オンラインでの振り込みができなくなってしまったんです。

銀行のウェブサイトにログインしようとしたら、日本の携帯番号が必要になっていて、認証が進まず…。結局、身分証明に使えるのはパスポートだけ。でもそれだけではダメだったようで、手続きが止まってしまいました。

もうここまで来たら、日本の口座を閉じるしかないなと。残高を海外の自分の口座に移したかったけど、ネットからの操作ができない以上、直接窓口に行くしかありません。

ちょうど2週間だけ日本に帰る予定があったので、そのタイミングで銀行に行って、口座を閉じることにしました。

日本への出発を間近に控えたある日、ふと気づいたんです。

「あれ?日本で使えるカードがないぞ…?」

現地で作成した銀行のカードは持っているんですが、それで日本円を使おうとすると、外貨決済手数料が毎回かかるんですよね。
1回あたりの額は小さいけれど、数週間の旅行となるとバカにならない出費になります。


💡Wiseで日本円決済ができる!

そんな話を職場でしていたら、同僚が一言。

「私は日本でWise使ってるよ」

「え、Wiseって海外送金だけのサービスじゃないの?」と思っていたら、今はマルチカレンシー対応のデビットカードもあって、日本円でそのまま決済できるとのこと。

つまり:

  • Wiseに日本円をあらかじめチャージ
  • 現地では日本円建てでそのまま決済
  • 外貨換算手数料をカットできる

これは賢い…!

✅ Wiseのここが便利

  • 日本円のアカウントを無料で作れる
  • 決済時に自分で両替タイミングを選べる(レートが良いときに両替しておける)
  • Apple Pay / Google Payにも対応(物理カードなくてもOK)

「海外のカードしかないけど、日本円でスムーズに支払いたい」人にはかなり有力な選択肢になりそうです。

そんなわけで、Wiseアカウントを作ってみました

まずはアカウント作成。個人情報を入力し、最後に銀行口座と接続するための小額(たしか10ドル程度)を入金。
この作業で自分名義のオーストラリアドル(AUD)の口座が作成されました。

💳 デジタルデビットカードを発行

次に、Wiseのデジタルデビットカードを申し込み。
実物カードは10ドルほど手数料がかかるのですが、デジタルカードは無料。しかも瞬時に作成されます。また複数枚発行可能のようです。

とりあえず1枚だけ発行して使い心地を試してみることに。

💱 日本円の口座も簡単に作れる!

Wiseアカウント内では、自国通貨(AUD)以外に複数通貨の口座を簡単に追加できます。
私はすぐに日本円(JPY)の口座を作成。

流れとしては:

  1. 自国通貨(AUD)の口座に、実際の銀行口座から入金(例:300ドル)
  2. Wise内で両替したい分(例:100ドル)を日本円に両替して、JPY口座に移動
wize accounts

💱 両替手数料は毎回表示されて安心!為替レートも自分で選べる

Wiseでは両替のたびに手数料が明確に表示されるので、「あとから手数料で損してた…」という心配がありません。

アプリ内ではリアルタイムの為替レートも確認できるので、「今がレート的にお得かも」と思ったタイミングで、自由に両替することができます。

操作も非常にシンプルで、手数料も一目でわかる仕様。
為替レートも比較的良心的で、海外での外貨決済にかかる手数料を少しでも抑えたい人には、かなりおすすめです。

💡 ちょっとしたFX感覚で楽しめる

私は使っていてふと、「あれ?これちょっとFXみたいだな」と思いました。
昔、ほんの少しだけFXをかじったことがあるんですが(笑)、為替のタイミングを見て自分で両替するという点が、ちょっと懐かしかったです。

その日のレートを見て、「今がチャンス!」と思ったら両替。
Wiseなら、そんな楽しみ方もできるのが魅力の一つです。

日本でWiseデジタルカードを使ってみた!Amazonで実験してみた話

「Wise(ワイズ)のデジタルカードって、日本でもちゃんと使えるの?」
そんな疑問を解決すべく、私自身が実際に試してみた体験談をシェアします!

Wiseの口座を開設し、オーストラリアドル(AUD)の口座に加えて、日本円(JPY)の口座も作成しました。そして、Wiseのデジタルカードを申し込み。カード番号もすぐに発行されました。準備万端です。しかし、ここでふと疑問が…。

「このカードって、オーストラリアドルで決済されるの?それとも日本円?どうやって使い分けるの?」

調べてもはっきりとした情報が見つからなかったので、
**もう自分で試してみよう!**と思ったのです。


試し使い:Amazon Japanで少額決済してみた

手っ取り早く試せるのは、日本のAmazon。

少額の商品をカートに入れて、決済時にWiseのデジタルカードの情報を入力してみました。
(※ 決済通貨の選択画面があったかは記憶が曖昧ですが…)

カード情報の編集画面を確認してみたら…
なんと!ちゃんと「カード通貨:Japanese Yen(JPY)」と表示されていました!


結果は…?

恐る恐る決済を完了。
少し時間を置いて、Wiseアプリの日本円口座をチェックしてみると…

手数料なし!
しっかり日本円で引き落とされている!

ということで、大成功! 

Wiseのデジタルカード、ちゃんと日本円口座から支払いされました。
日本国内でのネットショッピングにも安心して使えそうです。
カードの試し使いは完了です。

いざ、日本でWiseカードを使ってみた!

スマホに登録したWise(ワイズ)のデジタルカード
ついに、日本の実店舗で使ってみることにしました!

結果は……大成功!

海外在住で日本のクレジットカードが作れない私にとって、これは本当にありがたい選択肢です。

日本でも問題なく決済できた!

お店での支払い時に、スマホのウォレットに登録したWiseカードをタッチするだけ。
ちゃんと日本円で決済されました!

しかも、手数料はオーストラリアドルから日本円に両替するときに発生する、ほんの少しの為替手数料のみ。
無駄なチャージなどは一切なし。

これは便利すぎます。

注意点:Wiseはクレジットカードではなく「デビットカード」

1点だけ注意が必要なのは、Wiseカードはクレジットカードではなく、デビットカードだということ。

つまり、口座に入っている残高以上の金額は使えません。

もし違っていたらすみません、、、。

新たな疑問:残高が足りないときはどうなる

たとえば…
Wiseの日本円口座に10,000円しか入っていないときに、14,000円の買い物をしたら?

実はこれ、まだ試していない(というかちょっと怖くて試す予定もない…笑)のですが、
Wiseの公式サイトによると

不足分は他の通貨口座から自動で両替されて補われる

とのこと。つまり、たとえばオーストラリアドルの口座に残高があれば、残りの4,000円分は自動で両替されて支払われる仕組みのようです。

なるほど、“Make sense” ですね!


まとめ

Wiseのデジタルカードは、
✔ 日本でも安心して使える
✔ デビットカードなので使いすぎの心配がない
✔ 複数通貨をまたいで自動両替もしてくれる

という、海外在住者にとって心強い味方です。
これから日本に一時帰国する方、長期滞在する予定のある方には、ぜひおすすめしたいです。

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