土ボタルといえば、ゴールドコーストの山奥というイメージですが、シドニーでも土ボタル鑑賞ができるってご存じですか?Wollemi国立公園グローワーム廃トンネルで土ボタル鑑賞ができます。ブルーマウンテンズのすこし先になります。真っ暗なトンネルの中に、無数の青白い光が星空のように輝く光景は、一度見たら忘れられない、良い思い出になります。
こちらのブログでは、オーストラリア旅行でぜひ体験してほしい、シドニーで土ボタル鑑賞ができる場所、行き方、などをご紹介します。
土ボタルとは?
土ボタルは南半球に生息するGlow Worm(グローワーム)のことで、実際には虫の幼虫です。岩肌や天井に静かに張り付き、ほとんど動かずに発光しています。飛ぶこともないので安心して鑑賞できます。
オーストラリアで有名なのはゴールドコースト近郊のスプリングブルック国立公園ですが、実はシドニーから行ける場所も存在します。
家族でロードトリップをした際に実際に訪れた経験をもとに、行き方・注意点・おすすめ日程をご紹介します。
土ボタルが見られる場所は?
Wollemi National Park(ウォレミ国立公園)内にある Glow Worm Tunnel Precinct(グローワーム廃トンネル)

かつて使用されていた鉄道トンネルが、現在は土ボタルの生息地として知られています。
シドニーからグローワーム廃トンネルまではどうやって行きますか?
ブルーマウンテンズを経由し、Lithgow(リズゴー)方面へ向かいます。
- シドニー市内 → リズゴー:約2時間
- リズゴー → トンネル駐車場:約45分
- 駐車場 → トンネル入口:約1.5km(徒歩約30分)
自然の中を歩くコースなので、歩きやすい靴は必須です。
グローワーム廃トンネルまでのドライブは簡単?
リズゴーまでは高速道路を使い問題なく到着できますが、そこから先は非常に険しい道になります。
私たちは2WDのSUVで訪れましたが、天候に恵まれたため何とか到着できました。
国立公園の案内にもある通り、4WD以上の車種が強く推奨されています。
実際に途中で乗り捨てられたと思われる、ホンダのフィットを見かけました。
道は崖沿いではありませんが、スキー場のコブのような深い窪みが続き、雨の後はぬかるみやスタックの危険もあります。運転にはかなりの集中力が必要です。私の人生の中で一番激しい道でした。コブ道を抜けた先には真っ暗なトンネルがあります。すこしの距離ですが、こんな光一つないトンネルは人生初でした。ということで、本当に険しい道のりですので、車はSUVの4WDを強くお勧めします。
運転に自信がない、または車が普通車という方は、SUVをレンタカーするか、この記事の最後に記載している、オプショナルツアーへの参加をお勧めします。
⚠️有料道路を利用する場合に注意すること
シドニーからブルーマウンテン方面へは一部有料道路があります。有料道路代金はLinktを通じて払う必要があります。もしリースの車や、自家用車で有料道路を利用予定の方は、こちらのブログで詳しく説明していますので、ぜひ参考にしてください。
駐車場はありますか?
はい、あります。ただし約30台で満車になります。

満車の場合は1つ手前の駐車場に止めることになりますが、そこからトンネルまでは5km以上歩く必要があります。
確実にトンネルから一番近いパーキングを利用したい場合は、ホリデーシーズンは10時前にはパーキングに到着することを強くお勧めします。というのも、パーキングには30台ほどの駐車スペースがないため、このパーキングが満車になってしまうとさらに5、6キロ歩くことになってしまいます。
私たちは絶対にこのパーキングを利用したかったため、9時に到着しました。ちなみに無料です。
おすすめの観光日程(1泊2日モデルコース)
私たちは以下のシンプルで無理のないスケジュールでプチ1泊2泊の旅をしました。
| 日程 | 観光内容 |
|---|---|
| 1日目 | 午前:シドニー出発 日中:ブルーマウンテン観光 夕方:リズゴーに移動・宿泊 |
| 2日目 | 8時: グローワーム廃トンネルへ向けて出発 (バカンスシーズンでなければもう少しあとでもOK ) 9時:グローワーム廃トンネルのパーキングへ 午前中:土ボタル鑑賞 午後:シドニーへ戻る |
ブルーマウンテン観光と土ボタル鑑賞を無理なく組み合わせられるため、家族旅行にもおすすめのプランです。
私たちはリズゴー(Lithgow)のホテルは、Booking.comで予約をしましたが、ホリデーシーズンにリズゴー泊を検討中の場合は、早めに予約した方が良いです。ホテルの数に限りがあるため、ホリデーシーズンはすぐに埋まってしまします。
私たちが利用したホテルはこちら(By Booking .com)ですが、他にチョイスがあれば別のホテルをおすすめします。ただ、立地は町の中心部でとても便利です。一応⭐️3つと表示されていますが、あくまでもメインは土ボタル、ホテルでは寝るだけになるので、ホテルに関してはあまり期待しない方が良いです。
土ボタル鑑賞の注意点
トンネル内は完全な暗闇で照明はありません。土ボタルの光だけが頼りです。

NG行為
- スマホのフラッシュ
- 強い懐中電灯
土ボタルは非常に繊細で、強い光により発光をやめたり死んでしまうことがあります。
おすすめ装備
- 赤色ライト付きヘッドライト(両手が空くタイプ)
- 滑りにくい靴
- 防水ジャケット
👉 私たちが使用したヘッドライト(amazonへ)
赤いライトをつけたり消したりしながら進み、目が暗闇に慣れるにつれて、まるでプラネタリウムのような光景が広がります。
ちなみに息子はトンネル内で転びました😅 真っ暗なため、小さいお子様連れの場合は、常に手を繋いでおくと良いです。
トンネル内は常に暗いため、昼でも夜でも鑑賞可能です。

トンネル内の土ボタルを撮りましたが、写真の性能があまり良くなく、写りが良くないです。
実際は、写真では伝えきれない幻想的な世界が広がっています。
グローワーム廃トンネルへ向かう途中は、景色を楽しみながら歩ける気持ちの良いハイキングコースになっています。自然に囲まれた道を進むだけでも、十分に癒される時間です。
またこのエリアには、「ウォレマイ・パイン(Wollemi Pine)」というここでしか見られない非常に珍しい木が存在するそうです。
一度は絶滅したと考えられていた木で、その発見は世界中で大きな話題になったようです。私たちには見つけることができませんでした。ただ、不思議な普段見ない植物がたくさんありますので、散策はとても楽しいです。
トンネルだけでなく、周囲の自然そのものもぜひ楽しんでほしいスポットです。

土ボタル鑑賞ができるオプショナルツアー
本ブログで紹介しました、このグローワーム廃トンネルまでは前記しました通り、かなり険しいドライブになります。運転に自信がない、また車が4WDでないなど、自力で行くのは難しい場合、1日でブルーマウンテンも土ボタルも見れる、オプショナルツアーが存在します。
👉 世界遺産ブルーマウンテンズ&土ボタル観賞ツアー(ベルトラサイトへ移動)
ブルーマウンテン観光が入り、オフロードの険しい道を運転する必要がないです。
またはこちらにいくつかシドニーで日本語ドライバーをプライベート利用できる専用車プランがありますので、4WDでグローワーム廃トンネルまで連れて行ってくれるか問い合わせするのもありかと思います。
まとめ
ゴールドコーストまで行かずにシドニーでも土ボタル鑑賞が可能です。しかし険しい道を運転することになります。自信のない方は、オプショナルツアーに申し込み、土ボタル鑑賞が可能です。
個人的には、私たちのシドニーからの1泊2日のプランがお勧めです。雨の直後でない晴れの日に行けば、4WDを借り、問題なくグローワーム廃トンネルまでたどり着くことができます。
私たちは2WDのSUVでたどり着けました。結果的に激しい運転でしたが、無事に土ボタルにも会え、いい思い出になりました。もう1度運転して行く?と言われたら苦笑いですが。。。
ゴールドコーストからも土ボタル鑑賞場所まではかなり距離があります。是非シドニーで土ボタル鑑賞をお楽しみてください。自然が作り出す神秘の世界を、ぜひ体験してみてください。

