フランスで滞在許可証を取得するまでの流れ|2026年最新版・仏語試験と市民試験対策 

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2026年1月以降にフランスの滞在許可証を申請する人は以前に比べて、条件が厳しくなりました。厳しくなった点と対策をこのブログに記載していきます。

  1. フランスで滞在許可証(Carte de séjour)を取得する方法|2026年版
    1. 厳しい条件は誰が対象でしょうか❓
  2. 全体の流れ(配偶者ビザ例)
    1. ① 長期滞在ビザを取得してフランスへ入国
    2. ② ビザを滞在許可証に切り替え+OFII登録
    3. ③ OFIIから「Convocation(呼び出し通知)」が届く
    4. ④ 指定日時にOFIIへ出向く(ここが一番大事)
      1. ✅ 1. CIR(共和国統合契約)の説明と署名
      2. ✅ 2. フランス語レベルチェック
      3. ✅ 3. Formation civique(市民講座)を受ける曜日を選ぶ
      4. ✅ 4. フランス語力が足りない場合は?
    5. ⑤ 健康診断を受ける
    6. ⑥ Formation civique(市民講座)の受講
    7. ⑦ DELF/DALFまたはTCFのフランス語のテストを受ける
    8. ⑧Examen civiqueのテストを受ける (市民試験)
    9. ⑨ 政府のサイトより滞在許可証の申請
  3. 🇫🇷 フランス語レベル(CEFR)とは?
    1. 🟢 A1|超初心者レベル
    2. 🟡 A2|日常会話の入口
    3. 🟠 B1|自立レベル(ビザ・永住権の基準)
    4. 🔵 B2|仕事で使えるレベル
    5. 🟣 C1|ほぼネイティブに近い
    6. 🔴 C2|ネイティブ同等レベル
  4. フランス語DELF 試験対策
    1. 仏語試験合格に一番効率的は方法は?
    2. お手軽で簡単、お安い方法は?
    3. 🎧 フランス語試験のリスニング対策におすすめのサイト
      1. ✔ レベル別に学習できる
      2. ✔ 音声とスクリプトが連動
    4. 作文対策は何が効果的か?
    5. オーラル(Orale)会話試験対策は?
    6. フランス語を話す環境がない場合はどうしたら?
  5. Examen civique 市民試験対策 
  6. 実際に市民試験を受けた感想とアドバイス
  7. ✅ まとめ

フランスで滞在許可証(Carte de séjour)を取得する方法|2026年版

フランスで長期滞在するためには、滞在許可証(Carte de séjour) の取得が必要になります。
ただし、この申請条件や手続きは年々少しずつ変更されており、申請する年やビザの種類によっても流れが変わるため、分かりにくいのが正直なところです。

この記事では、フランス人配偶者として申請する場合の流れを、
現在まさに申請準備を進めている私のケースを例にまとめています。

※まだ最終的に10年ビサを受け取った段階ではなく、現在進行形で手続き中です。
※申請方法は県(Préfecture)によって異なる場合があります。ここではパリ近郊の例として参考程度にご覧ください。

なお、2024年に制度の見直しがあり、2026年1月以降に申請する人は条件が厳しくなりました。私自身もその影響を受ける世代になります。

厳しい条件は誰が対象でしょうか❓

これから新規に以下のいずれかを申請する人
👉 2年か4年の滞在許可証(Carte de séjour pluriannuelle)
👉 10年有効の滞在許可証(Carte de résident)

よって、現在すでにいずれかの滞在許可証を持っていて、同じものを更新する場合は、この厳しい条件は回避できます。 仏語試験も市民試験も必要ないです。

例えば、現在10年ビザをすでにお持ちの場合は、次回は申請ではなく、更新になりますので、この厳しい条件は適応外です。仏語試験もA2のままで問題ないです。
仏語試験は以前は10年ビザに必要なレベルがA2でしたが、現在はB1に上がっています。

現在2年または4年ビザを持っていて、10年ビザは必要ない、または、フランス語試験、市民試験を受けたくない。という場合は、次回も同じ複数年ビザを更新すれば、どちらの試験も受けずに更新が可能です。何度か更新を続けるうちに、また法律が変わり、どちらの試験も廃止になる可能性もあります。

全体の流れ(配偶者ビザ例)

① 長期滞在ビザを取得してフランスへ入国

まず、日本で
フランス人配偶者としての長期滞在ビザ(1年) など、観光や学生以外の何かしらの1年滞在できるビザを申請します。

このビザが発給されると、フランスに入国し、1年間合法的に滞在可能になります。


② ビザを滞在許可証に切り替え+OFII登録

フランス入国後、ビザに記載されている期限内(通常3か月以内) に、
指定のオンラインサイトへアクセスし、必要情報を入力します。

ビザのページにURLが書かれているので、そこから手続きできます。
私の場合はパスポートのビザに小さなメモ紙が張り付かれらていて、URLが記載されていました。
サイトの表示言語は フランス語または英語 を選択可能です。

登録が完了すると:

  • 滞在許可証の証明書をPDFでダウンロード可能
  • フランス人配偶者の場合、この時点で就労も可能
  • 同時に OFII(移民局)への登録 も完了

となります。


③ OFIIから「Convocation(呼び出し通知)」が届く

登録したメールアドレス宛に、OFIIから
Convocation(コンヴォカシオン=出頭要請/呼び出し通知) が届きます。

件名の例:
OFII – RDV Important – 氏名 – Visite d’accueil – 日時

このメールには:

  • 行くべきOFIIの場所
  • 日付と時間

が明記されています。

私の場合は、メールを受け取ってから約1か月後が予約日でした。

日程変更の専用ボタンなどはありませんが、
メール内に担当OFIIの連絡先が記載されていますので、
どうしても都合が悪い場合は連絡してみるしかありません。


④ 指定日時にOFIIへ出向く(ここが一番大事)

この日は主に以下のことを行います。OFII滞在時間は大体2−3時間です。

✅ 1. CIR(共和国統合契約)の説明と署名

CIR:Contrat d’Intégration Républicaine

フランス社会のルールや価値観を守ります、という内容の契約書です。
説明はすべてフランス語で行われます。

※配偶者や付き添いの入室は不可
※この日は約20人ほどが一緒に説明を受けました

フランス語が分からなくても、ここは問題ありません。来ることに意義があります。


✅ 2. フランス語レベルチェック

その後、個別に呼ばれて簡単な面談があります。

  • スタッフとフランス語で簡単な会話(聞く・話す)
  • その後、全員で約20分の筆記テスト(読む・書く)

この時点で求められるレベルは A2 です。


✅ 3. Formation civique(市民講座)を受ける曜日を選ぶ

市民講座は合計で4回実施されます。受講を希望する曜日を聞かれます。
初めは曜日?と思いますが、月曜日から土曜日までのうち、都合の良い曜日を選べます。
選んだ曜日に4回の市民講座を受けることになります。 大体1ヶ月半の間に4回受けると説明されます。

全て終わると、CIRにサインした紙をもらえます。A2レベル以上の語学力がある際は、もう1枚証明書がもらえます。どちらも滞在許可証を申請する際に必要なので、スキャンして保管です。


✅ 4. フランス語力が足りない場合は?

このテストでA2レベルに達していないと判断された場合、OFIIから 指定時間数のフランス語講座受講 が義務づけられます。

ただし、ここがとてもありがたいポイントで、

👉 授業料はOFII(=フランス政府)が負担してくれます。

語学学校に自分で通うと、1レベル修了するだけでも日本円で20万円以上かかることも珍しくありません。どこの学校に割り当てられるかはこの時点では分かりませんが、日本にもあるあの有名な語学学校、アリアンスフランセーズに通っている友人もいました。しかも無料です。(参考:Alliance Française などの語学学校基準)

A1・A2レベルまでを国がサポートしてくれるのは、本当にありがたい制度だと感じました。


⑤ 健康診断を受ける

メールでVisite médicale(健康診断)の通知が届きます。通知が届いた1ヶ月後のアポでした。
PDFが添付されているので、それを開きプリントアウトし、記載の日時に記載の場所に出向く。
アポの時間より少し前に行くことをお勧めします。遅刻は厳禁です。

このアポでは軽い身体検査と、フランスで医療を受ける際に必要になる、Carte Vital(医療保険)というカードを申請できます。もしまだ持っていない場合は、必ず申請してもらうようにしましょう。ここでも診療が終わると、健康診断に来た証明書がもらえます。
無くさないようにスキャンして保管です。滞在許可証の申請の際に必要になります。

⑥ Formation civique(市民講座)の受講

OFIIで選択した市民講座を受ける希望の曜日に4つのアポがメールで一度に届きます。
水曜を選択した場合、大体1ヶ月半の期間に市民講座のアポ(全て水曜日)が入ります。
Jour1からJour4まで日時が記載されたメールが届くはずです。

メールに記載されている、時間と場所で、市民講座を受けます。開始は8時45分、終わりは16時30の一日中のクラスが4回です。途中に10〜15分ほどの休憩を午前と午後に一回ずつ、ランチ休憩を約1時間挟みます。国で定められている時間とのことなので、大体この時間割に沿ってクラスは進みます。


基本的にフランス語ですが、フランス語が理解できない場合は、通訳がつく場合があります。OFIIでの面接の際に、日本語での受講を希望したい、と伝えましょう。
その場合、日本人が多い日程で組まれる可能性があるので、1ヶ月半以上かかる可能性があります。

ちなみにこちらが実際に市民講座でカバーする内容です。恐ろしい量です。
👉 市民講座の1−4日目までの勉強内容(フランス政府公式サイト)

市民講座1日目:
フランス社会で生活するための、行政手続き、医療・健康、仕事・雇用、子育て・親としての責任に関して、また共和国の原則と価値、共和国の標語と象徴(国のシンボル)、政教分離(ライシテ)

市民講座2日目:歴史と制度・政治システム(民主主義と選挙権、フランス共和国の統治制度)

市民講座3日目:権利と義務(基本的人権とフランスに居住する人の義務と責任)、地理と文化

市民講座4日目:これまでにカバーした内容の復習、テスト対策です。

受講を終えるごとに受講証明書をもらえます。無くしても再発行はしないとのことですので、スキャンをして無くさないようにしましょう。滞在許可証を申請する際に必要な書類になりますので、保管はしっかりしましょう。

ちなみにこのクラスの受講は義務であり、無料です。また私のように初めて滞在許可証を申請する場合、受講証明がないと滞在許可証の申請ができません。=現在の滞在許可証が切れたら帰国になります。

⑦ DELF/DALFまたはTCFのフランス語のテストを受ける

希望するレベルを実施しているテストセンターでDELFまたはTCFを受ける。

TCFは自分のフランス語レベルを測るテストです。ある一定以上の点数があればB1, その点数に足りない場合はA2など、落ちる、受かるではなく、点数でレベルがわかります。
ただ、有効期限は2年ですので、滞在許可証を申請する際に2年を過ぎている場合は無効になってしまいます。

DELF/DALFはレベルごとに分かれているテストで、落ちるか受かるかのいずれかです。A2を受けたが、自分はB1レベルとわかった場合でも、受かるのはA2になります。ただ、執行しません。DELF/DALFの費用は費用はレベルによって若干異なりますが、大体200ユーロほどとお考えください。

DELF/DALFの試験は大体月1回実施され、全国一斉にテストになります。アリアンスフランセーズや大学など、教育機関で行われます。 サイトから申し込みが可能です。パリ市内だとソルボンヌ大学やアリアンスフランセーズで受験可能です。

⑧Examen civiqueのテストを受ける (市民試験)

サイトから申し込みをする。希望の場所、日時にテストを受ける。

4日間の市民講座の内容のカバーしたテストになります。合格ラインは80%です。40問中32問正解すればOKです。問題はマルチプルチョイスになり、制限時間は45分です。

Centre Examen Civiqueのお申し込みリンクはこちらになります。2−4年カードと、10年カードでは若干内容が違うようです。合格ラインはいずれも同じ80%です。

👉 Carte de séjour pluriannuelle(2-4年の滞在許可証)
👉 Carte de résidence (10年の滞在許可証)

⑨ 政府のサイトより滞在許可証の申請

これまでのドキュメント、全て揃ったら、滞在許可証の申請です。
現在利用している何かしらの滞在許可証が切れる120日前(4ヶ月前)になったら、政府のサイトより滞在許可証の申請です。

以上が全体の大まかな流れになります。

🇫🇷 フランス語レベル(CEFR)とは?

フランス語のレベルは、ヨーロッパ共通基準 CEFR によって
次の6段階に分かれています:

A1 → A2 → B1 → B2 → C1 → C2

大きく分けると:

  • 🔰 A:基礎レベル
  • 💬 B:自立して使えるレベル
  • 🎓 C:高度・ネイティブに近いレベル

🟢 A1|超初心者レベル

👉 できること

  • あいさつができる
  • 名前・国籍・住所を言える
  • ゆっくり話してもらえれば簡単な会話が少し分かる

例:

  • Bonjour, je m’appelle Otonapiano.
  • J’habite à Paris.

📝 生活ではまだかなり不安なレベル


🟡 A2|日常会話の入口

👉 できること

  • 買い物・病院・学校など基本的な用事ができる
  • 簡単な質問に答えられる
  • 短い文章なら読める

例:

  • J’ai rendez-vous à 10 heures.
  • Je cherche une pharmacie.

📝 フランス生活の最低ライン
Carte de séjour pluriannuelle(2-4年の滞在許可証)で必要になり、OFIIの語学テストもこのレベルが基準になることが多いです。


🟠 B1|自立レベル(ビザ・永住権の基準)

👉 できること

  • 自分の意見を簡単に説明できる
  • 役所・学校・仕事の基本会話が可能
  • 日常ニュースの概要が分かる

例:

  • Je pense que c’est une bonne idée parce que…
  • J’ai eu un problème avec mon contrat.

📝 Carte de résidence (10年の滞在許可証)でB1以上が条件になります。


🔵 B2|仕事で使えるレベル

👉 できること

  • フランス語で会議に参加できる
  • 専門的な話題でも会話できる
  • ニュアンスもある程度理解できる

📝 フランス企業で働くならこのレベルが理想
このB2はNaturalisation (国籍申請)で必要になります。
日本人は第二国籍の取得は認められていません。フランス人になったら、基本的には日本国籍を捨てる形になります。


🟣 C1|ほぼネイティブに近い

👉 できること

  • 複雑な議論も理解できる
  • 文章も自然に書ける
  • 皮肉や冗談も理解できる

📝 大学・研究職・高度専門職向け


🔴 C2|ネイティブ同等レベル

👉 できること

  • ほぼすべての表現を理解・使用可能
  • 言語的な違和感がほぼない

📝 実質ネイティブレベル
外国人学習者では到達者は少なめです。

フランス語DELF 試験対策

2026年より滞在許可証取得の基準が厳しくなりました。Carte de séjour pluriannuelle(2-4年の滞在許可証)を申請する際にDELFまたはTCFのA2の合格証明が必要になります。

滞在許可証を申請の際に合格証明がなかったらどうなるのか?

まだ先の話で、実際のところはわかりませんが、市民講座のスタッフ曰く、3年間は猶予があるとの事でした。A2のフランス語テストに受かっていないと、複数年の滞在許可証を申請することができません。そのため、1年の滞在許を更新してフランスに滞在しますが、猶予は3回(3年)とのことです。1年の一時的な滞在許可証の4回目の更新はできないため、フランスに滞在不可となるそうです。そうなる前に、A2レベルには受かっておいた方が安心です。

仏語試験合格に一番効率的は方法は?

時間があれば、アリアンスフランセーズや、ソルボンヌ大学のDELF対策の講座を受講するのが一番良いと思います。

多少の出費はありますが、絶対に受かりたい、自分で勉強すると続かない、といういう人には良いと思います。

お手軽で簡単、お安い方法は?

本を買い自分で勉強、時にYOUTUBEの動画を見ながら試験対策など。
色々な試験対策動画がありますので、自分に合ったものを探して隙間時間に勉強ですね。

amazonで購入可能なDELF A2とDELF B1の試験対策用の教材をご紹介します。

👇 DELF A2 対策 Amazonへ。フランスでよく売られている教材です。
必ずフランス語で勉強するようにしましょう。テストは全てフランス語です。とりあえず、A2に受かれば2−4年の滞在許可証に必要なフランス語条件はクリアできます。


👇 DELF B1 対策 Amazonへ。こちらもフランスでよく売られている教材です。
必ずフランス語で勉強するようにしましょう。テストは全てフランス語です。B1は10年ビザに必要なレベルです。

リスニングも気軽に練習できます。CDなどは付属されていません。まず、教材の中に記載のサイトにアクセスします。そのサイトからリスニングマークのあるページの写真を撮ると、リスニングマークがサイト上に表示されリスニングスタートです。何回でも聞き直せます。教材、スマートフォンとイヤホンがあれば気軽に練習できます。

🎧 フランス語試験のリスニング対策におすすめのサイト

リスニング力を伸ばしたい方にぜひおすすめしたいのが、
Le français facile の学習サイトです。

こちらは、フランスの国際ラジオ局
Radio France Internationale(RFI) のニュース番組をもとに作られています。

✔ レベル別に学習できる

自分のフランス語レベルに合わせて、

  • やさしめのニュース
  • 通常スピードのニュース
  • ポッドキャスト形式の教材

などを選んで聞くことができます。

✔ 音声とスクリプトが連動

特に嬉しいポイントは、音声とテキスト(スクリプト)がシンクロしていること。
聞き取れなかった部分は、すぐに文字で確認できます。

「なんとなく聞き流す」のではなく、
✔ どこが聞き取れなかったのか
✔ どの単語が弱く発音されているのか

をしっかり分析できるので、試験対策にとても効果的です。

作文対策は何が効果的か?

45分間に手紙や作文を書く必要があります。
DELFのB1:160単語以上を使った上司宛のメールなど
DELFのA2:60単語以上で友達への手紙など

DELF B1 の作文(Production écrite)では、論理的なつながりがとても重要です。
まずはJe pense que 〜(私は〜と思う)など、自分の意見を書く。
その後に、Parce que(なぜなら)などの理由を書く。さらにAussi(また)などで理由を膨らます。さらに、Par exemple(例えば)などで、例も書いてみる。
En revanchePar contre(一方で)を使い、少し反対の意見も書いてみる。
最後は、Donc(だから)や Finalement (最後に)で締めくくりを書く。
さらに繋げて、J’aimerais que 〜 (〜だといいな )などのコンディショナルが使えるとさらに高得点を狙えます。

使おうと思えばもっとかっこいい表現の接続詞が山ほどありますが、普段使わないものを使うと間違えます。そして減点になります。

沢山書かない!
難しい文法を使わない! これが基本です。

テストはパソコン上で打つのかなと思いきや、紙に書きます。
久しぶりにあんなに沢山書いたという印象です。しかも鉛筆やフリクションボールペンではなく、黒か青のペンのみ使用可能です。フリクションボールペンはスキャンをする際に消える可能性があるとのことで推奨しないとのことでした。

オーラル(Orale)会話試験対策は?

3部門に分かれています。

①自己紹介
事前に用意できるため、ある程度用意したほうが懸命です。

②試験官と演劇会話
何を演じるかは当日までわからないため、与えられた役になりきりましょう。

③当日選んだテーマに対して意見を言う。3分ほど。
テーマは試験が始まる少し前にわかり、用意する時間が10分ほどあります。
メモった紙は試験会場に持っていけるので、話す内容を構成だけでもメモることをお勧めします。話す順番は作文と同様の構成であれば問題ないと思います。
試験官は2人いるので、3者面談のようになります。

フランス語を話す環境がない場合はどうしたら?

話すテストですので、話せないと点数がもらえません。また試験官はフランス人なので、フランス人との会話になれる必要があります。

気軽にフランス語を話す環境がない場合は、オンラインのマンツーマンのフランス語クラスを利用するのもありです。フランス語ネイティブかつ、日本語ができる人もいるので、詰まったら日本語でも質問できるので安心です。時間帯も選べて初回割引もあり、嫌ならやめてもOKです。
料金は50分で15ユーロ前後です。50分もあるので、自己紹介の練習を聞いてもらったり、とにかくフランス語に慣れることが第一です。
👉 preply.com (公式サイトへ)

Examen civique 市民試験対策 

これが一番気になるところです。

まずこちらはフランス政府が公開しているテーマ別のトピックになります。
👉 Fiches par thématique (フランス政府公式サイト)

オンラインでの試験対策は複数あります。
👉 政府公式サイトで提示している試験問題リスト(政府公式サイト)
 下の画像は10年ビザ用です。実際の試験はマルチプルチョイス(どれか1つ選ぶ方式)になります。しっかり試験対策をしないと、受からない問題です。こんな問題が40問も、、。32問正解してクリアです。

ちなみにこの市民試験はで1回70ユーロです(26年1月現時点)。パリ市内であれば試験会場はいくつも存在し、かなりの頻度で実施されています。DELF/DALFの月1度に比べるとかなり選択肢は広がります。一度試しに受けてみて、感触を確かめるのもありだと思います。

以下民間のサイトになり、有料になりますが試験対策が充実しています。

👉 ExamenCivique-France.fr (6ヶ月利用:39ユーロ、2026年1月時点)
👉 Franova.fr (3ヶ月利用:25ユーロ、6ヶ月利用:40ユーロ、2026年1月時点)

実際に市民試験を受けた感想とアドバイス

少し前に市民試験を受けてきました。
まず、試験会場に到着したら、身分証明確認をされ、次に写真を撮られます。その写真が試験結果のPDFにも掲載されていました。きっと身代わり受験ができないような対策なのでしょうか。
私が受けた市民試験は10年ビザ申請用です。フランス国籍を取得する人もいたので、もしかしたら10年ビザ用とフランス国籍取得の試験内容は同じなのかも、、ま、国籍を取る予定はないため、どうでも良いことですが。

Franova.fr を利用して試験対策をしました。サイトにアクセスして、ひたすら練習問題を解き、間違ったところの解説を読み、理解する、を繰り返すのみです。問題は400問以上あります。初めは間違えだらけでした。毎日少しずつやるうちに徐々に正解率が上がり、モチベーションも上がります。

試験が近づいてきたら、Examen(模擬テスト)を沢山やりました。そして間違えたところをメモる。

franova.fr

4択問題で正解は1つのみです。Franovaの模擬テストでは一度次に進んだら元に戻れませんが、実際のテストは前に戻ることが可能です。また制限時間は45分ですが、内容を理解していれば30分はかからないため、全て終わったあと、元に戻り確認することもできます。ただ、早く終わる人は15分ほどで試験会場から出ていく人もいるため、ちょっと焦ります。

Apprentissageからも色々学べますが、問題を解いていく方が私には手っ取り早かったです。
勉強法は人それぞれ違うと思いますので、自分に合った試験対策をしていきましょう。

私はこのFranovaしか利用しませんでしたが、無事に受かりました。
実際に試験で私が解いた40問の中に、全く同じ試験問題は2−3問しかなかった記憶がありますが、Franovaを利用して内容を理解すれば、良い試験対策になります。

年号や、制度に関しては決まっているため、ただ覚えれば良いのですが、状況判断の問題が結構多いため、解答に迷うことが多いです。問題文をよく読み、選択肢も丁寧に確認する必要があります。一般的に、極端な表現を含む選択肢は正解でないことが多いため、まずはそれらを除外していく方法が有効です。消去法で考えると、最後に残った選択肢が正解である可能性が高くなります。

ただし、状況判断の内容や選択肢の内容を正しく理解する必要があるため、読解力も求められます。

なお、2〜4年の複数年ビザのテストは受けたことがないため詳細は分かりませんが、私の受けた10年ビザの市民テストは状況判断形式の問題が半分以上出題されました。

市民試験を受ける日程で望ましいのは、Formation civique(フランス市民講座)を受け終わってから2、3ヶ月以内のまだ記憶がフレッシュなうちが良いと思います。忘れた頃にまた1から勉強する方が大変だし、時間ももったいない。試験日程を決め、それに向かって勉強した方が効率よく試験対策ができます。

また、先に申し込み日付を決めた方が、しっかりと試験対策ができます。まだ自信がないから先延ばしにしたい、私も初めはそうでしたが、早く試験勉強から解放されたく、さっさと日付を決めました。

また70ユーロとそこまで高くはないので、試しに一度受けてみて、受かったらラッキーと思える試験でも良いと思います。

✅ まとめ

フランスで滞在許可証(Carte de séjour)を取得するまでの道のりは、
正直に言って 思っていた以上に長く、そして複雑 です。

OFIIでの手続き、健康診断、Formation civique、フランス語試験、市民講座のテスト…。
一つ一つがすごく重たいです。どれが欠けても滞在許可証に辿りつけないため、すべてを期限内に進めていく必要があり、
フランス語に不安がある状態だと、精神的にもかなり疲れます。

それでも、制度をきちんと理解しておけば、
「次に何をすればいいのか分からない」という不安は大きく減らせます。

私自身もまだ手続きの途中段階ですが、
実際に体験しているからこそ分かった流れや注意点を、
同じ立場の方の参考になればと思い、このページにまとめました。

制度は毎年のように少しずつ変わっていくため、
これから申請される方は必ず公式情報もあわせて確認してください。
ただ、「全体像を知る」という意味では、この記事が少しでも道しるべになれば嬉しいです。

今後、実際に滞在許可証を申請・取得した後の流れについても、
このページで引き続き更新していく予定です。

フランス語の試験、市民試験、できれば避けたいです。特にこの市民試験は苦痛でしかありません。しかし、この機会に自分が長くする国のことを深く知ることができると思ったら、、、。歴史、政治の話をするのが大好きなフランス人と楽しく会話ができるようになる。と思えば、少し救われるかもです。フランスでしょっちゅうストが起こる理由も理解できるかもしれません。一緒に頑張りましょう!

同じようにフランスで生活を始めようとしている方、
滞在許可証を新たに申請する方の参考になれば幸いです 🇫🇷✨

フランスでの生活基盤を整えるには、滞在許可証の申請と併せて「海外送金やカード決済」の準備も重要です。 私が実際に使って、使い方も簡単ですごく便利だと感じた、Wiseカードの使い方とメリットはこちらにまとめています。渡仏準備中の方はぜひチェックしてみてください。

渡仏が決まったら、通信や交通、支払い方法も事前に準備しておくと安心です。
👉 フランス旅行|出発2週間前から到着後にやること完全ガイド【2026年最新版】


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