そもそもVPNってなに?
海外に住んでいると、日本のサイトにアクセスした際に「お住まいの地域からはご利用いただけません」という表示が出てガッカリすることがありますよね。

これは、サイト側があなたの「IPアドレス(インターネット上の住所)」を見て、海外からのアクセスだと判断してブロックしているからです。
ここで活躍するのがVPN(Virtual Private Network)。 VPNを使うと、インターネット上に「日本専用のトンネル」を通すことができ、フランスにいながら「日本の住所」でアクセスしている状態を作ることができます。
今回は、実際にフランスから6つの主要サービスへの接続テストを行った結果をシェアします。
検証したサービス
- メルカリ
- FODプレミアム
- 日本Amazon Prime Video
- Yahoo!ニュース
- NHKプラス
- TVer
(※これらは通常、日本国内からのみアクセスできるサイトです)
「安さで選んで失敗した…」とならないよう、2026年4月現在のリアルな接続状況をまとめました。
利用したVPNサービス
- インターリンク ( InterlinkマイIP)
- Rakulink (ラクリンク)
- ExpressVPN
- Norton 360
接続テスト結果まとめ
今回の検証の結論です。ガードの固い「メルカリ」や「FOD」を突破できるのは、固定IPを持つ左側の2社だけでした。
| 接続先 | インターリンク (マイIP) | Rakulink (ラクリンク) | ExpressVPN | Norton 360 |
| メルカリ | ○ | ○ | ✕ | ✕ |
| FODプレミアム | ○ | ○ | ✕ | ✕ |
| TVer | ○ | ○ | ○ | ○ |
| Prime Video | ○ | ○ | ○ | ○ |
| Yahoo! ニュース | ○ | ○ | ○ | ○ |
| NHKプラス | ○ | ○ | ○ | ○ |
重要なポイント:メルカリとFODには「固定IP」が必須
今回の検証で分かった最大の壁は、メルカリとFODのガードの固さです。
一般的なVPN(ExpressVPNやNortonなど)は、不特定多数で同じIPアドレスを共有するため、サイト側に「VPNからのアクセスだ」と見破られやすい傾向にあります。
一方、インターリンク(マイIP)とRakulinkは、あなた専用の**「固定IP(自分だけの日本の住所)」**を付与してくれます。 「フランスにいながら、日本にある自分の家からアクセスしている」状態を作れるため、ガードの厳しいサイトも難なく突破できました。
料金プラン比較(1年契約時)
4社の1年契約時の料金を比較しました。各社とも1ヶ月単位の短期プランから用意されているため、まずは使い勝手を試してみたい方にも安心です。また、契約年数が長くなるほど1ヶ月あたりの料金が割安になる設定となっています。
| サービス名 | 1年間の総額 | 1ヶ月あたりの実質価格 |
| インターリンク | 13200円 | 1100円 |
| Rakulink | $96(約15300円) | 約1275円 |
| ExpressVPN | €67 (約 12500円) 15ヶ月 | 約850円 |
| Norton 360 standard | 4780円 | 約400円 |
※記載している料金は2026年4月現在の情報を基に、当時の為替レートで換算しています。最新の価格については、必ず各公式サイトにてご確認ください。
あなたはどっち派?おすすめの選び方
1. 「メルカリやFODもフル活用したい!」なら
日本に帰った時にメルカリが利用しやすいように、出品準備を事前にしたい!
懐かしいあのドラマが見たい!
という人には少しコストは上がりますが、固定IPが使えるこの2択です。
- インターリンク (マイIP): PC操作に慣れている方、日本の老舗サービスで安心したい方向け。
- Rakulink (ラクリンク): とにかく設定を楽にしたい、スマホやタブレットでサクサク見たい方向け。
とはいえ、利用前には接続確認をしたいですよね。以下よりどちらも無料体験ができます。
👉 インターリンク【マイIP/マイIP ソフトイーサ版】
👉 Rakulink(ラクリンク)
インターリンクをスマホで利用していますが、「WireGuard」というアプリをスマホにインストールすることで、設定もVPNに切り替える方法もすごく簡単になります。
さらに、インターリンクは最大2ヶ月無料で利用できるので、本契約するまでじっくり考えることができます。詳しくはサイトで。
FODプレミアムを利用し、見たかった何年か前のドラマが見れてとっても嬉しいです。
2. 「TVerやニュース、動画配信が見られれば十分」なら
固定IPは不要なので、コストパフォーマンス重視で選んでOKです。
- ExpressVPN: 接続スピードが圧倒的。ストレスなく高画質動画を見たい方に。
- Norton 360: セキュリティソフトとセットで、安く安全にネットを使いたい方に。
「ノートン 360 スタンダード」の最大の魅力は、そのコスパの良さです。本来の役割であるPC・スマホのウイルス対策に加え、高性能なVPN機能まで標準装備。これ1つでセキュリティと海外からのアクセス環境が手に入る、「1台2役」の頼もしい相棒です。
nortonのサイトからも購入できますが、Amazonからも購入できます。しかもよりお得で3台まで接続可能です!
さらにもう少し払えば、スマホと自宅のPCの両方にVPNを入れることができます。
複数接続できるプランにしていると、スマホとMacで利用しています。Yahoo!ニュースを簡単に見ることができるので重宝です。
まとめ:失敗しないVPN選びで快適な海外生活を!
VPNの世界は、サイト側とVPN会社側による「イタチごっこ」の連続です。昨日まで見えていたサイトが、今日突然ブロックされることも珍しくありません。
そんな不安定な環境だからこそ、今回の検証で分かった**「用途に合わせた使い分け」**が重要になります。
- メルカリやFODなど、日本独自のサービスを確実に使いたい方: 多少のコストをかけてでも、**「固定IP」**が使えるインターリンクやRakulinkを選んでおくのが、ストレスのない最短ルートです。
- ニュースや主要な動画配信がメインの方: 接続スピードや総合的なセキュリティを重視して、ExpressVPNやノートンでコストを抑えるのが賢い選択です。
海外にいても、日本の情報やエンタメに触れられる時間は、心の平穏に繋がる大切なひとときですよね。まずは無料体験期間を賢く利用して、ご自身の環境で「本当に繋がるか」を試してみてください。
💡 申し込み時のワンポイントアドバイス
無料体験や初期登録にはカード情報の入力が必要ですが、「海外サイトに日本のメインカードを登録するのは少し不安…」という方も多いはず。
そんな時は、Wise(ワイズ)デビットカードでの支払いがおすすめです!
- 安心感: 普段使いの銀行カードと分けて管理できる
- お得: 為替手数料が格安なので、外貨決済(ドルやユーロ)でも無駄がない
実際に私も、VPNの支払いや海外でのオンラインショッピングにはWiseをフル活用しています。万が一の時もアプリですぐに利用停止できるので、セキュリティ面でも非常に重宝していますよ。
Wiseカードの具体的なメリットや、海外生活での便利な活用術については、こちらの記事で詳しく解説しています。
