シドニーでの子供のお誕生日の祝い方【実例あり】

子供のお誕生日会 海外生活 / 雑記

こんにちは。今回は、私が今まさに悩んでいる「子供のお誕生日をどうやって祝うか?」について、シドニーで実際に子供たちが招待されたお誕生日会をいくつかご紹介します。

幼稚園や小学校低学年の頃から、わが家の子どもたちは、さまざまなバースデーケーキパーティーに招かれてきました。家に4〜6人ほどの友達を招いて、バースデーケーキを囲むアットホームな小さなパーティーもあれば、会場を貸し切って開かれる、いかにもお金がかかっていそうな華やかなお誕生日会もありました。

これからお子さんのお誕生日会をどうしようか検討している方にとって、そんな体験談が少しでも参考になればと思い、まとめてみたいと思います。

✅まずは4つの基本軸を決める

お誕生日会を企画する上で、大まかに次の4つの軸を考えると整理しやすいです。

  • 少人数でやるか、大勢呼ぶか
  • お金をかけるか、かけないか

この4つの組み合わせで、だいたい方向性が見えてきます。

  • お金をかけない → 自分たちが動く必要あり
  • お金をかける → ケーキ以外はほぼ「お金で解決」

ここでは、お金をあまりかけない、けれど子供たちが楽しめる実際に子供たちが招待された例をご紹介します。

💡コスパ最高だけどリスクもあり:公園でのバースデー

① サッカーバースデー&アスレチックバースデー

私が住んでいるシドニーには、無料とは思えないようなアスレチック遊具が揃った大きな公園がたくさんあります。また、サッカーの試合ができる広いフィールドも無料で開放されています。

公園のベンチやテーブルに、お菓子・ドリンク・ケーキなどを用意して、子供たちはサッカーや遊具で自由に遊ぶというスタイル。親も一緒に過ごせるので、晴れた日なら最高のバースデーになります。

デメリット:天気と場所の確保問題

でも、実際にはいくつか注意点もあります。

  • 🤔注意①:ベンチの事前予約は無理。利用したいがすでに使われていることがある
    先着順なので、早く行かないと場所が取れないことも。
  • 🤔注意②:天気が読めない
    招待状は大体2週間前までには出しますが、その時点では当日の天気は分かりません。
  • 🤔注意③:食べ物を取り分ける紙皿、コップ、フォークやナイフ、ドリンク、ペーパーナプキンなどなど、当日必要なものをすべで自分たちで用意する必要あります。

実際に招待された「大変だったバースデー」の例

例1:前日の強風と雨で準備が台無しに

ある家族は、遊具が充実した大きな公園で誕生日会を予定していました。でも前日に強風と雨で、セットしていたバースデーデコレーションがボロボロに。ご両親は当日朝から再準備に追われ、とても大変だったそうです。

例2:2回延期→最終的に屋内サッカー施設へ

別の例では、屋外サッカー場でのバースデーを予定していたのですが、1回目も2回目も雨で延期。3回目はついに屋内施設を予約して開催されました。(ちなみにその日も雨でした…!)

お誕生日ケーキは手作りでした。「このご両親、リスケのたびにケーキ作ってたのかな?」と本当にご両親、お疲れ様でございます。

💡とにかく楽ちん、でもお金がかかる:施設でのバースデー

少しお金はかかりますが、施設のバースデーパッケージに申し込むと、準備や当日の運営がとても楽になります。

子供たちが今までに招待された施設でのバースデーパーティー

  • ボウリングパーティー
  • ロッククライミングパーティー
  • スイミングプールでのトランポリンパーティー
  • アイススケーティングパーティー
  • トランポリンパーティー
  • アーケードゲームパーティー
  • レーザータグパーティー
  • 室内ミニゴルフパーティー などなど
rock-climbing

子どもたちがよく招待されたのは、たとえばボウリング場での「🎳ボウリングバースデー」や、ゲームセンターでの「🎳ボウリングセット+🕹ゲームセンター」+「🎳ボウリング+レーザータグ」のお誕生日会。所要時間はだいたい2〜3時間ほど。バースデー会場では専属のスタッフが付き添ってくれることが多く、進行や子どもたちのサポートもお任せできるので、いたれりつくせりです。主催する親は、あまりバタバタすることなく、招待客の保護者とおしゃべりを楽しむ余裕もあります。

こういった施設では、提携しているケータリングの食事がついてくることが多く、主催する側は基本的にケーキを持ち込むだけでOK。ケーキもプランに追加することができます。完全におまかせスタイルにすることも可能です。

さて、気になるお値段は🎈?

「楽しそうだけど、実際いくらかかるの?」と思われた方もいるかもしれません。

私が以前利用したのは、ゲームセンターでのバースデーパーティープラン。内容は、「🎳ボウリング1時間+🕹ゲームセンターでの1時間」のセットで、子ども8名以上から予約可能1人あたり50ドルでした。バースデーの本人は無料だったので、たとえば10名を招待すると500ドルになります。

日本円でざっとAUD1ドル100円と換算すると5万円ほどです。

1人50ドルですが、その中にはかなりいろいろなものが含まれています:

  • 🎳ボウリング1時間
  • 🕹アーケードゲーム1時間遊び放題カード
  • ソフトドリンク
  • 🍕ピザまたはチキンナゲット&チップス
  • パーティー進行をサポートしてくれる専属スタッフ
  • 招待された子どもたちへのちょっとしたお土産

ケーキだけは自分で準備する必要があり、私は市販のものを購入して、トータル約600ドルになりました。

bowling birthday

💸たった2時間半のお誕生日会に600ドルって高い?
それとも、全部込みで親もラクだし、子どもたちも大満足だからコスパ良し?

このあたりは価値観によるかもしれませんが、私は「準備や片付けの手間もなく、子どもたちが楽しめる時間が保証されている」という安心感を買ったと思えば、十分アリだと感じました。

実際に招待されて、息子が「ぼくもここでバースデーパーティーしたい!」と言ったのが、⚽️サッカー施設を貸し切って行うお誕生日会でした。

気になって調べてみたところ、💸最低料金は875ドル。参加できる子どもは最大15名までとなっていて、料金に含まれる内容は以下の通り:

  • ⚽️サッカー場の貸し切り
  • 🍕ピザ(またはプチハンバーガー)
  • チップス
  • フルーツ
  • ソフトドリンク
  • サッカーコーチ2名(ゲームの進行と指導を担当)

一方、先ほどご紹介したボウリング+ゲームセンターのパッケージを同じく15名で利用した場合は、750ドル

つまり、サッカー会場を貸し切るプランのほうが、若干お高めということになります。

ただし、こちらは広々としたスペースで、体を思いきり動かして遊べるのが魅力。サッカー好きな子にとっては、特別感のある体験になるかもしれません。

最終的には子供が喜んでくれるお誕生日会にしたいので、子どもの「やりたい!」を大事にしたい、ですが、あまりにも高額だと子供に他を進める、、、ってなります。

親としては、準備の手間・予算・当日のバタバタ具合も考えながら、「無理なくできて、子どもが満足する」形を見つけられるといいですが、875ドル、750ドル、どちらもすごい金額ですね。

お誕生日月が同じなら「合同バースデー」もアリ?

もし仲の良いお友達同士で、誕生日月が同じだったり、時期が近かったりする場合は、合同でお誕生日会を開くという選択肢もあります。

実際、うちでも一度だけそういうことがありました。

私のほうで先に会場を予約して、WhatsAppで送る招待状もデザインして、仲の良いお友達に個別で連絡を取っていたんです。すると、招待したある子のお母さんから「一緒にやらない?費用は半分こで」と提案されました。

正直なところ、**「こっちは全部準備してたのに、後からサラッと乗っかってくるなんて…ちょっとずるくない?」**と思いました。でも、費用は折半になったし、お互いに呼びたい子どもたちも一緒に集められて、結果的には良かったのかなという感じです。

合同パーティーで気をつけたいこと

ただし、合同パーティーには🤔注意すべき点もあります。

たとえば、お互いの共通の友達以外の子どもたちも招待されている場合、自分の子とあまり接点のない子がパーティーに参加しているという状況もありえます。それが想像以上に見落としにつながることもあるんです。

実際に、私自身が今でも時々思い出すくらい恐ろしかった出来事があります。

ある年のバースデーパーティーでは、🎳ボウリング+🕹アーケードゲームのセットプランを利用しました。ボウリングが始まる前に、スタッフさんの好意で子どもたちはアーケードゲームで少し遊ばせてもらっていたのですが――

ボウリングの時間になり、みんなでレーンに移動し、ゲームが始まると、ひとり足りないことが発覚したんです。

息子とは別のレーンにいた子どもが「この子いないから、スキップして。名前から消していいよ」とボウリングのパネルを見ながら、そしてもう1人のバースデーボーイのパパも、消して!と私に。「えっ?さっきいたよね?え、いないの?え、どこ?」と、その瞬間から私の頭は真っ白。

人様の子どもを預かっている中で、ゲームセンター内で迷子にしてしまった――
私は顔面蒼白、血相を変えて走り回って、その子を必死に探しました

幸いなことに、5分ほどでアーケードエリアの片隅を一人で歩いている姿を発見。見つけた瞬間、心の底からホッとしました。
その子は、お友達と再会したときに安心して涙を流していました
本当に、すごく不安で怖かったんだと思います。

申し訳なさすぎて、「私が悪かった、ごめんね。」と何度も心の中で謝りました。

その後は無事にパーティーも終わり、保護者の方からも「楽しかったようでありがとうございました」とご丁寧なお礼の連絡をいただき、ようやく肩の荷が下りた気がしました。

まとめ

お誕生日会は、子どもにとっても親にとっても特別な一日。
でもその準備には、思った以上に時間も気力も使うものですよね。

「どうすれば子どもが喜んでくれるかな?」と考えながら、
無理なくできる範囲でベストな形を探していくのが、
きっと一番大事なのだと思います。

お友達をたくさん呼んであげたい、でも色々用意するのはちょっと、という方には、施設でのお金で解決型のバースデーパーティー。

お友達をたくさん呼んであげたい、でもお金をかけたくない、という方は、色々準備頑張ってください。

今回ご紹介した体験談が、少しでも皆さんのヒントになりますように。
そして、お子さんと素敵なお誕生日が迎えられますように🌈

タイトルとURLをコピーしました