「ピアノを弾いてみたいけれど、今さら教室に通う時間も体力もない…」 「楽譜すら読めない未経験者が、いきなりショパンなんて無理だよね?」
仕事と家事に追われる毎日を送っている私も、全く同じことを思っていました。平日はヘトヘトで、ピアノの前に座ることすらできない日もたくさんあります。
そんな私が、1週間の合計練習わずか1時間という超スローペースで、憧れのショパンに挑戦した3週間の記録をシェアします。
練習時間は「1週間で1時間」だけ
結論から言うと、私の練習スタイルはこんなにズボラです。
- 練習頻度: 弾ける日だけ(週に3〜4日)
- 1回の時間: 15分〜20分
- 合計: 1週間で約1時間
「毎日30分は練習しましょう」なんて、忙しい大人には正直無理な話。フルタイムで仕事、帰宅後は子供の世話と家事が。ピアノを練習できるのは、子供達が寝たあと。電子ピアノの電源を入れるだけでも自分を褒めてあげたいくらいです。
そんな私が、どうやって挫折せずに続けられたのか?
まずはこれだけ!準備したのは「電子ピアノ」一台
ピアノを始めるにあたって、最低限これだけは買う必要があります。それは88鍵ある電子ピアノです。
「続くかわからないし、最初はキーボードでいいかな?」と迷う方もいるかもしれませんが、ショパンのようなクラシック曲を弾くなら、鍵盤の数が足りなくなるキーボードより、最初から88鍵あるものを選んでおくのが一番の近道。
私がフランスの自宅で愛用しているのは、CASIO(カシオ)のプリヴィア(Privia)シリーズの白です。
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私がこれを選んだ理由:
- とにかくスリム: フランスのアパルトマンでも場所を取らないコンパクトな設計。
- 打鍵感がリアル: 初心者でも「ピアノを弾いている!」という実感が持てる、心地よい重み。
- デザインがオシャレ: 部屋に置いておくだけでテンションが上がり、練習のモチベーションになります。
- 値段:6、7万円台とそこまで高くはないです。
高価な本物のピアノは無理でも、この一台があれば自宅がすぐにレッスン室に早変わりします。

秘密道具1:夜練の味方「ダブルイヤホン」
防音がしっかりした部屋がないため、夜にピアノの音を鳴らすわけには行きません。音を小さくしても、やはり夜は家族に迷惑がかかります。集合住宅ならなおさら音には気を使いますよね。 私は電子ピアノに**ダブルイヤホン**を繋いで練習しています。
- 電子ピアノの音は、大きめのヘッドホンでしっかり聴く
- Flowkeyのガイド音声は、AirPodsで別に聴く
いわゆる、「ダブルイヤホンスタイル」です。音を出さないスタイルです。
これで、アプリから流れるプロの見本演奏と、自分が叩いている音を同時に、かつ自分だけに聞こえる状態でミックスできます。この**「没入感」**が、短時間で集中力を高めるコツでした。
耳を覆うタイプのヘッドフォンでないと、ダブルイヤホンは難しいです。
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秘密道具2:楽譜を読まない「Flowkey」
最大の功労者は、ピアノアプリの [Flowkey(フローキー)] です。
始めた当時は楽譜が読めませんでした。普通なら「ドレミ」を覚えるだけで数ヶ月かかるところですが、Flowkeyは「動画で指の動きをそのまま見せてくれる」ので、それを真似するだけで曲が形になります。

さらに、こちらの音をマイクで認識して、**正しい鍵盤を叩くまで待ってくれる「待機モード」**が秀逸。週末にピアノをする時間が少しあれば、1回15分の練習でも、確実に1フレーズずつ進めることができました。
【結果】3週間でショパンはどうなった?
3週間(実質3時間の練習)を経て、ショパンの『遺作のノクターン』がどうなったかというと……。
「最初の数小節、右手のメロディと左手の伴奏を合わせて、ゆっくりとそれっぽく弾ける」
ようになりました! たったそれだけ?と思うかもしれません。でも、完全未経験の私が、たった3時間で「あのショパン」を自分の指で奏でられた感動は、何物にも代えがたいものでした。
まとめ:忙しい大人こそ、ツールに頼っていい
大人のピアノは、基礎練習に何年もかける必要はないと私は思います。 「弾きたい曲を、弾ける時に、便利なツールを使って楽しむ。」
それが、仕事や家事で忙しい私たちがピアノを長く楽しむための、たった一つの正解ではないでしょうか。
「私もまずは3週間、試してみようかな?」と思った方は、私が使っているアプリや、他にも補助的に使っている便利なツールをこちらの記事で詳しく紹介しています。
よく聞くクラシックピアノを自分で弾けるようになるなんて、とても嬉しくて素敵なことだと思います。
👉 🎹大人の独学に最強のアプリは?ピアノ初心者がショパンに辿り着いた手順 Flowkey体験
💡 練習時間を生み出した「秘密の時短術」 「仕事と育児があるのに、いつピアノを弾いているの?」と聞かれることがあります。その秘密は、日々の家事を徹底的に効率化したこと。
特に、毎日の献立作りと買い出しをミールキットに変えたことで、平日の夜に30分の「自分時間」が生まれました。フランスで人気の3社を比較して、私が最後に選んだサービスをこちらで紹介しています。
